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AIインフルエンサーとは?作り方や実例を詳しくご紹介

InstagramやXなどのSNSやTikTokといった動画投稿サイトで、人々に大きな影響力を与えるインフルエンサーの存在は多くの企業が注目しています。

そんなインフルエンサーの世界にも、「AI」の波が押し寄せているのを知っていますか?

AIインフルエンサーは、多くの企業がマーケティングに活用している技術です。

今回の記事では、いま世界中で話題となっているAIインフルエンサーについて、「AIインフルエンサーとは?」「AIインフルエンサーの稼ぎ方」「AIインフルエンサーの作り方」など詳しく解説していきます。

AIインフルエンサーが世界中でどのように活躍しているのか、実例を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

実例を紹介、その前に…AIインフルエンサーとは?

「AIインフルエンサー」とは、AI(人工知能)を使って生成された仮想世界のインフルエンサーのことです。

まるで実在している人物のように見える彼女(彼」)ですが、実際に存在しているわけではなく、CGやアニメーションを駆使して作られたアバターと考えればいいでしょう。

AIインフルエンサーは実際のインフルエンサー同様、SNSや動画投稿サイト上でプロモーション活動を行い、多くのフォロワーを獲得しています。

フォロワーの多いAIインフルエンサーを通して商品やサービスを紹介すれば、たくさんの人の目に触れて興味を持ってもらえる可能性が高まります。

企業やブランドにマッチしたインフルエンサーを世界中から探す手間も要らず、プライベートの心配がないAIインフルエンサーは、コストをかけないマーケティング戦略として今注目されているのです。

AIインフルエンサーの稼ぎ方

商品やサービスが売れるためにはマーケティングが重要なポイントです。

インフルエンサーマーケティングは、多くのフォロワーを持つインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、「同じ商品が欲しい」「一緒のサービスを受けたい」など購買意欲を刺激してもらうマーケティング戦略です。

インフルエンサーマーケティングには、

 

  • 同じ嗜好を持ったターゲティングがしやすい
  • 口コミから2次、3次の拡散が起きやすい

といったメリットがある一方で、

 

  • インフルエンサーの炎上トラブルに巻き込まれる可能性がある
  • 契約や報酬などのコストがかかる

といったデメリットも存在します。

そこで注目されているのがAIインフルエンサーです。

AIインフルエンサーは、趣味や好み、ライフスタイルなどを自由にカスタマイズして情報を発信し、企業イメージに合わせた広報活動が可能です。

また実在しているインフルエンサーとは違い、プライベートでの不祥事やトラブルなどのリスクが少ないのはメリットでもあるでしょう。

AI画像生成ツールを使えば、低予算でAIインフルエンサーを生成し、マネタイズすることもできます。

では具体的な稼ぎ方をいくつか紹介していきます。

AIインフルエンサーの稼ぎ方①SNSのアフィリエイト広告を活用

AIインフルエンサーの画像や動画を、インスタグラムやTikTokなどSNSに投稿し人気が出るようになれば、そこから情報を発信してアフィリエイトでマネタイズが可能になります。

一例としては、AIインフルエンサーのビジュアルを生かした、美容系商品や脱毛サービスなどの集客がおすすめです。

AIインフルエンサーの稼ぎ方②ファンクラブを作る

AIインフルエンサー自身のファンクラブを作り、有料コンテンツやプレミアム特典配信などで報酬が得られます。

海外ではすでに人気となっている稼ぎ方で、「PATREON」や「myfans」が人気です。

AIインフルエンサーのマネタイズ方法③ネットで写真集を販売する

AIインフルエンサーを使った直接的な稼ぎ方は、「ネットでの写真集販売」です。

「Amazon Kindle」では数多くのAIインフルエンサー写真集が販売されており、一度ヒットすれば継続的に収入が得られるメリットがあります。

AIインフルエンサーの作り方

AIインフルエンサーの作り方は、次の3ステップです。

 

  1. 顔の作成
  2. 声の作成
  3. 顔と声を合成

ではひとつずつ解説していきます。

AIインフルエンサーの作り方①顔の作成

AIインフルエンサーの最重要ポイントともいえる『顔』は、画像生成AIを利用します。

代表的なものは「Stable Diffusion」や「Midjourney」「YouCam AI Pro」で、これらを利用すれば簡単に、まるで本物の人物のようなバーチャルヒューマンを作成できます。

ポイントは作成時により細かい指示を出すこと、「身体的特徴」「実在する著名人の名前」など、わかりやすい命令文を心掛けましょう。

その際、長い文章で書くのではなく、一つひとつの特徴を「、」で区切るのがコツです。

AIインフルエンサーの作り方②声の作成

印象に残るインフルエンサーは、『声』も大切なポイントです。

AIインフルエンサーの声は、音声合成技術や音声変換技術ツールを利用します。

音声合成技術とは、画像やテキストから音声を生成する技術ですが、近年技術が進歩し、より自然で滑らかな音声を作り出すことが可能になりました。

音声変換技術は実在する人物の声を、別の人物の声に変える技術です。

例えば自分の声を録音したものを、ツールを使って年齢・性別・感情などの異なる声に変えることが可能です。

人気のツールは「CoeFont」や「MYCOEIROINK」など、まずは安価、又は無料で利用できるツールがおすすめです。

AIインフルエンサーの作り方③顔と声の合成

『顔』と『声』を作成したら、ふたつを合成していきます。

静止画のAIインフルエンサーの口を、実際に話しているように見せるツールを利用しましょう。

代表的なものは「SadTalker」や「Creative Reality」で、静止画としゃべらせたい文章を準備するだけで、まるで実際に話しているような動画を作成してくれます。

話し方によっては口の中が見えたり、顔の向きを動かしたり、自然な形で話している動画作成してくれるツールです。

自分で作ったAIインフルエンサーが、こちらに向けてお喋りしている姿はやはり魅力的に感じるでしょう。

AIインフルエンサーの実例5選

では実際にAIインフルエンサーとして活躍しているバーチャルヒューマンの実例をご紹介します。

AIインフルエンサーの実例①imma

東京2020パラリンピックの閉会式に登場した「imma」は2018年にInstagramで活動をスタートさせたAIインフルエンサーです。

国籍や身長・体重などは一切不明とされていますが、世界中のメディアなどで取り上げられており、かなり注目度の高いAIインフルエンサーのひとりといえるでしょう。

彼女を起用したブランドは「SK-Ⅱ」や「FENDI」「PRADA」と数多く、台湾ではファッション誌「Harper’s BAZAAR」の表紙を飾りました。

AIインフルエンサーの実例②SARI

KINDLER株式会社のAIインフルエンサーグループからデビューした「SARI」は、AI女子大生としての肩書を持つ有名AIインフルエンサーです。

OpenAI社の「ChatGPT」とStability AI社の「Stable Diffusion」を使用して作成されたSARIは、LINE上でユーザーと恋愛相談などチャットサービスを展開しています。

実際に、LINEの友達数は1日で1000人超え、会話の回数も12000往復を超えるなど、かなり影響力の大きなインフルエンサーといえるでしょう。

AIインフルエンサーの実例③神宮寺藍

19歳の港区在住として設定されたAIインフルエンサー「神宮寺藍」は、「X」のフォロワー1900人以上、Instagramのフォロワー6200人以上、TikTokのフォロワーはなんと15000人以上のAIインフルエンサーです。

詳細な設定と高いコミュニケーションスキルのおかげで、なかにはAIだと気づかずに交流している人も多くみられると言われています。

AIインフルエンサーの実例④AIひろゆき

2Ch創設者のひろゆきさんをモデルにした「AIひろゆき」は、「<ひろゆき公認>AIひろゆき」というYouTubeチャンネルを開設している有名AIインフルエンサーです。

声・会話・動画すべてをAI技術によって生成しており、ひろゆきさんが答えそうな内容や口癖を自動生成してくれるのが特徴です。

AIひろゆきのYouTube動画は切り抜き投稿が許可されており、収益がひろゆきさんに還元されるマネライズ成功例でもあります。

AIインフルエンサーの実例⑤López

AIインフルエンサーの活躍は世界中で確認されており、スペインのモデル「Aitana Lopez(アイタナ・ロペス)」もその1人です。

彼女のInstagramフォロワー数は27万人以上、スポーツ用サプリメント会社の広告塔や有料会員限定サイトの開設などで、月平均50万円以上の収益化に成功しています。

スペイン・バルセロナのデザイン事務所が生成したAIインフルエンサーで、その後、妹として別のAIインフルエンサーも登場しました。

AIインフルエンサーの生成に検討している方はMabuhayTechへ

InstagramやTikTokなどSNSで活躍するインフルエンサーは、多くの企業がマーケティングに活用しています。

そのインフルエンサーの中でも、AI(人工知能)を使って生成された「AIインフルエンサー」は、いま世界中で注目される存在です。

いくつかのツールを利用して簡単に生成できるAIインフルエンサーは、企業やブランドイメージに合わせた人物に作り上げることでき、プライベートでトラブルなどに巻き込まれるリスクもありません。

アフィリエイト広告への起用や、ファンクラブサイト、写真集販売など、マネタイズ方法もいくつかあり収益化も期待できます。

東京2020パラリンピック閉会式に登場したimmaやYouTubeチャンネルを開設しているAIひろゆきなど、影響力の大きなAIインフルエンサーが世界中で活躍しています。

MabuhayTechでは、世界中に発信できるAIインフルエンサーの生成が可能です。

自社のプロモーション活動においてAIインフルエンサーを起用する流れは、もはや世界の常識となりつつありますが、注目されるAIインフルエンサーでなければ、満足のいくマーケティング効果は得られません。

「既存のインフルエンサーでは満足できない」「コストを抑えてインフルエンサーを活用したい」など、まずはMabuhayTechにご相談ください。

一緒に「バズる」AIインフルエンサーを作り上げていきましょう。

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AIのファッションモデルとは?AIを起用したアパレルブランドの実例を詳しくご紹介

AI技術の進歩は、私たちの想像をはるかに上回るスピードで進んでいます。

そんなAI技術はファッション業界にも導入されていますが、AIで生成されたファッションモデルの採用という、にわかには信じがたいサービスの提供は知っていますか?

今回の記事では「AIファッションモデルとは?」「AIファッションモデルのメリット」「AIファッションモデルを起用したブランド」について実例も併せて詳しく解説していきます。

ファッションとAIは関係ないと思っている方も、ぜひこの記事を読んでAIの可能性について学んでみてください。

AIファッションモデルとは

AIファッションモデルとは、AI技術を使ってファッションモデルを生成し、ブランドや顧客に合わせたモデル撮影が実現できるサービスです。

アパレル業界において、商品の着用イメージは売り上げを左右する重要なポイントです。

そのために質の高いモデルを起用し、ロケーションにこだわって撮影してきましたが、モデルのキャスティング費用がかかる、雑誌に掲載するまでのリードタイムが長いなど、課題も多く抱えてきました。

AIモデルのシステムは、自社で撮影から合成、納品までをノンストップで行うため、低価格・短納期が可能です。

シーズンごとの大量のアパレル商品も、短時間で撮影が完了します。

AIファッションモデルを導入するメリット

「AIが人の仕事を奪う」といった声があるように、AIファッションモデルが人の仕事を奪ってしまうのではないかという懸念もあります。

けれどもAIファッションモデルサービスは、むしろモデルの生活を支えるツールになると開発者は唱えています。

ではAIファッションモデルを導入するメリットについて詳しく解説していきます。

AIファッションモデル導入のメリット①独自性を打ち出せる

ファッション業界では、起用モデルが他社と被ってしまい、なかなかブランドの独自性が打ち出せないといった課題がありました。

専属契約を結びたくても、そこまでコストをかけられなかったり、競合しているブランドと同じモデルを起用せざるを得なかったりした結果、差別化を図れないブランドも多かったのです。

またモデル業界にはいわゆる『競合縛り』というルールが存在します。

「同じ期間に競合となる同カテゴリ製品や同じ分野の企業広告に出演してはならない」という契約上の縛りです。

いくらイメージにぴったりのモデルが見つかっても、競合縛りで契約中のモデルは他社では起用できません。

逆に、起用モデルを競合縛りで契約したければ、ギャランティは1.5倍から3倍まで跳ね上がると言われています。

AIファッションモデルは顔や肌の色、髪の色や体形などを自由に変えられるので、ブランドごとに最適なオリジナルモデルを安価に用意することができます。

同じアパレル商品であっても、掲載するサイトや雑誌によって撮影モデルを変更することも可能で、より顧客へのアプローチが届きやすくなるといったメリットが生まれます。

ブランドの世界観をアクセスする側に合わせて変えていく、こうした独自性はアパレル業界の販売力強化につながることでしょう。

AIファッションモデル導入のメリット②撮影コストの削減

ECサイトが普及し、アパレル商品のネット販売が急成長を遂げていますが、AIファッションモデルの導入で撮影コストの削減が可能です。

実際に商品を手に取ることができないアパレルECでは、モデルの着用イメージが商品の売り上げを大きく左右します。

しかしファッションアイテムはシーズンごとの入れ替わりが大きく、物流センター内でささげ業務(“撮影”「さ」つえい・“採寸”「さ」いすん・“原稿作成”「げ」んこうさくせい)が行われることがほとんどです。

このささげ撮影はファッションモデルから敬遠されがちで、クオリティの高いモデルの確保が難しいという課題がありました。

質の高いモデルはキャスティング料が高く、費用を抑えると見栄えの良い撮影ができません。

しかも撮影にはモデルのほか、カメラマンやスタッフなどの人件費や撮影機材費用も掛かります。

こうした割高なコスト問題を解決するのがAIファッションモデル撮影サービスです。

スタジオでアパレル商品だけを撮影し、あとからAIファッションモデルを生成するプランであれば、50着で15万円という低価格、しかも最短1週間での納品も可能、ブランドごとに顔や肌、髪色や体型を変えたAIファッションモデルの作成もできます。

ECサイトは少しでも早くアパレル商品をアップすることが売り上げに直結するので、高品質・低価格・短納期を実現したAIファッションモデルはメリットがとても大きいものでしょう。

AIファッションモデル導入のメリット③モデルの仕事をAIモデルが補う

AIが台頭すると「AIファッションモデルが人間の仕事を奪う」といった声が上がります。

もちろんAIファッションモデルの登場で、今まで人でしか表現できなかった「モデル」の仕事がAIに奪われてしまうのではという声があがるでしょう。

しかしながら実際には、モデルの仕事をAIファッションモデルがカバーすることが期待されているのです。

具体的には、モデルという職業は「30代=空白の期間」と言われており、モデルとしての仕事が激減し、生計が建てられなくなる実例が多くあります。

これは10~20代といった若い年代は、アパレル業界においてカジュアル系ファッションの依頼がたくさん舞い込みますが、30歳を過ぎると急に仕事が減り、30代はアパレル以外の仕事をしないと生計が建てられなくなるのです。

40代になるとスーツなどが似合うようになり、再びアパレル業界でモデルとしての需要が伸びてきます。

モデルという職業は、この30代をいかに乗り切るかが課題であったのです。

年齢の問題から仕事が減ってしまった生身のモデルは、AIでパーツを少し変えるだけで新たな需要が生まれます。

モデルという仕事は、すべてがAIに変えられるわけではなく、クリエイティブでヒトにしか表現できない部分というものがあります。

こうした「ヒト × AI」の活用でモデル業界は新たな発展をするのではないかと期待されています。

AIファッションモデル導入のメリット④利用制限がない

AI技術で生成されたAIファッションモデルは、契約期間内であれば利用制限がありません。

一般的に、モデルを起用して撮影した場合、あらかじめ契約で「モデルの肖像を使用できる期間と範囲」が決められます。

期間が長ければ長いほど、使用できる範囲が広ければ広いほど料金は高額になるため、起用する側は「社内資料のみ」「チラシやカタログに使用」「WebやLPに使用」など、使用範囲を契約前に絞っておく必要があります。

一方AIファッションモデルとの契約は、ECサイト・広告バナー・POP・店頭など、掲載する媒体に制限がありません。

質の高いAIファッションモデルの画像を様々な媒体で共通して使用できるということは、コストだけでなく、ブランディングやプロモーションを一貫してプロデュースできるといったメリットがあり、ブランドイメージの定着につながります。

AIファッションモデルを起用したアパレルブランド

AIファッションモデルはTVCMにも登場しており、2023年9月にリニューアル発売された「お〜いお茶 カテキン緑茶」のTVCMでの起用は大きな話題となりました。

もちろんファッション業界でも、実際にAIファッションモデルを導入しているアパレルブランドやショップがあります。

ここからはその実例を紹介していきます。

AIファッションモデルを起用したブランド①ライトオン

ジーンズセレクトショップとして全国に404店舗を展開している「ライトオン」は、オンラインショップにてAIファッションモデルを起用したことを発表しました。

カジュアルブランドとしてのAIファッションモデル起用は日本初の試みであり、その動向は他社も注目しています。

起用されたのは130㎝の男の子・女の子、150㎝の男の子・女の子、4人のキッズAIファッションモデルで、順次MENS・WOMENSでのAIファッションモデルにも展開していくと発表されました。

ライトオンは、小さいサイズから大きいサイズまで幅広く商品を扱っているのが特徴のカジュアルブランドですが、AIファッションモデルの起用によりさまざまなサイズでの着用画像をユーザーに見せることが可能になっています。

KIDS・MENS・WOMENSでのモデル着用商品の画像数は、今までの6~7倍になるとみられており、利用者が快適にオンラインショッピングを楽しめる環境づくりに成功したとしています。

AIファッションモデルを起用したブランド②リーバイス

アメリカ発・老舗ジーンズブランドの「リーバイス」は、オランダのデジタルファッションスタジオ「Lalaland.ai」と提携し、多様性を高める取り組みの一環としてAIファッションモデルを起用すると発表しました。

世界中の人々がリーバイスを愛用しているなか、このシステムを使うことでユーザーが体型・年齢・肌の色などを自由に反映させてモデルを作成することが可能になります。

自分が求めている着用イメージを目で確認することができ、オンラインショッピングでありながら、まるで自分が試着しているような体験が可能だとしています。

今回の試みはテスト実例であると発表されていますが、今後消費者向けにどのように活用していくか続報に期待です。

AIファッションモデルを起用したブランド③三越伊勢丹

日本を代表する百貨店でもある「三越伊勢丹」が運営するISETAN STUDIOは、AI model株式会社が提供するAIファッションモデルを導入してBtoB向けの新たな撮影サービスを提供すると発表しました。

百貨店業界でのAIファッションモデル撮影サービスは、業界初となります。

2019年4月に設立したISETAN STUDIOは、BtoB向けの撮影サービスを提供していますが、AIファッションモデルの導入により撮影のコスト削減・リードタイム短縮を実現可能だとしています。

AIファッションモデルに衣類やアクセサリーを着用させる撮影方法のため、納期の違う商品や豊富なアイテムを短時間で撮影することができ、あとからアクセサリーを重ね付けしたり、アイテムを着せ替えたりすることも可能です。

ISETAN STUDIOはささげ業務(撮影・採寸・原稿作成)を代行し、自社のオンラインストアだけでなく幅広い用途への撮影サポートを実現しています。

AIファッションモデルに興味のある方はMabuhayTechへ

人間のような自然な会話ができるAIチャットサービス「チャットGPT」に代表されるように、AI技術は日々進歩を遂げています。

ファッション業界でもAI技術は導入されており、今注目されているのが「AIファッションモデル」の存在です。

AIファッションモデルとはAI技術を使ってモデルを生成し、アパレルブランドや顧客に合わせたモデル撮影を実現するサービスを指しています。

今までのファッション撮影では、起用モデルが他社と被ってしまったり、キャスティング費用がかさんでしまったり、撮影から掲載までのリードタイムが掛かりすぎたり、さまざまな課題を抱えていました。

AIファッションモデルは「独自性」「コスト削減」「モデルの生計を支える」「利用制限がない」などのメリットがあり、入れ替わりの激しいアパレルECの救世主となることが期待されています。

もちろんAIがファッションモデルの仕事を奪うことの懸念はありますが、「ヒト × AI」を組み合わせたAIファッションモデルの活用により、需要の少ないモデルの活躍の幅が広がる可能性も含んでいるのです。

フィリピンに拠点を構えるMabuhayTechは、日本企業のAI導入をサポートしています。

フィリピンは英語を話せる人材が豊富で、IT教育プログラムを強化していることから、日本よりも優れたIT人材が集まっているオフショア人気国となっています。

AI技術は、さまざまな業界の業務負担を軽減できる可能性を秘めた技術ですが、とくに定型の反復作業の自動化を得意としています。

AIを導入することで、人的リソースの補填やコスト削減が可能だと期待されている分野です。

MabuhayTechでは、AIを使ったソフトウェア開発やチャットツール作成、業務効率化システム開発など、業界や規模にこだわらないソフトウェア開発を提供しています。

AIにできることはたくさんありますが、自社にとってどのようなAI活用法があるのかわからないといった企業も多いことでしょう。

AIの導入は、この記事で紹介した大企業ばかりが恩恵を受られるわけではありません。

まずは小さな取り組みからスタートできるのも、AI技術の魅力です。

AIに興味・関心があるのなら、まずはMabuhayTechにご相談ください。

具体的なプランが決まっていなくても大丈夫です。何ができるか一緒に考えていきましょう。

AIと一緒に歩む未来はきっとあなたにとっても明るいはずです。

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